好みと人気と評価と…

立秋ごろの涼しさが嘘のように、再び猛暑が猛威を振るっている。
2010年8月16日の東京はこの夏の最高気温を記録したようだ。
この記録もすぐに破られるだろう。何度か知らないけど。

暑さのせいか、ブログの更新をしばらく怠っていた。
このブログでは人気ランキングをしばしば取り上げているが、
私はランキングとかチャートというものがとても好きである。
人々の嗜好や評価をみるのが楽しい。

好きな音楽や文学、映画などを集計したランキングは、
嗜好のみならず、その人のポーズ(自己表現)も反映される。
AKB48が好きなのに、Bill Evansに1票入れたり(どんなランキング?)。

比較的嗜好が正直に表れるのはグルメランキングだと思うが、
ワインや高級フレンチ、寿司などはスノビズムが忍び込みやすいジャンルだ。
TVの「一流芸能人」は面白い番組だ。

感動する映画ランキングの上位作品を見ると、
「みんなベタなストーリーにヤラれてるんだなあ」と思ってしまうが、
自分はもっとチープなTVドラマに感涙していたりする。

「骨董は、個人のチャチな嗜好なんかに左右されない強靭な価値体系を持つ」
といったような文章を読んだことがある(…ような気がする)が、
ワインももしかしたらそうかもしれない。
舌なんか人それぞれだし、体調によっても左右される。
そんな不安定でいい加減なものに嗜好を語られてたまるか、というような。
違っていたらすみません。

書籍のベストセラー・ランキングも面白いけれど、
あれは株式と同じで、人気があるものに提灯が付いていくシステムだ。
村上春樹が売れているとなると、その事実が価値となって新たな読者を誘う。
だから買い占め作戦は有効である。
ビートルズのデビューシングル「Love Me Do」然り。


…なんだか散漫な文章になってきたので、いったん筆を置きます。


















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