弛まず書くこと

毎日とはいかなくとも、コンスタントにブログを更新し続けている人がいる。
多忙を極めていても、数日あげずに更新していたりする。
コンスタントに何かを続けるというのは、想像以上に難しいことだ。
人間関係を維持するのも結構カンタンではない。
食べるために仕事を続けていくことも大変である。

私はブログをコンスタントに更新することができない。
どれだけ時間があっても、気分がノッていてもできない。
自分の文章をアップせずに、ランキングやニュースでごまかしたりしている。
要するに自分の文章に自信がないのだ。

文章の内容がつまらないのは当然として、文章力にとことん自信がない。
自信がないことに自信がある。

日本語の係り結びが特に難しい。
例えば、
「非常に残念なこととして…」と書き始めた場合、
「…などが挙げられる。」といったような受けをしなければならない。

「非常に残念なこととして、近所の美味しい定食屋がツブれちゃったのが残念です」
な~んていうイビツな文章を書いてしまいそうな勢いなのだ。
「惜しむらくはオシム監督が病気で監督を途中で辞めざるを得なかったのが惜しい」
という具合にイビチャな係り受けをしてまう。

「野原の松の林の陰の小さな茅葺の小屋…」と、マトリョーシカが重なっていく様子もうまく描写できない。
円高が進んだ影響で株価が下落したとか、風が吹いたせいで桶屋が儲かったとか、
そういう因果関係をわかりやすく説明するのもなかなか難しい。
円高で株価が下落するなんて、現在の日本経済ではセットみたいなもんだから
ことさら説明するまでもないような気もするし。

↑すぐ上の文章で「も」が重なっているのも気になります。

弛まず倦まずに書くには精神力も必要だろうけれど、
呼吸するように自然に出てくる文体が、さらに必要なんだと思う。

↑この文の2行目もヘタですね、ブスな文章ですね。

かように、いつもつっかえつっかえ逡巡したり後悔したり、のたりのたりしているので、
文章力は一向につきません。

やはり、以前このブログに書いたように、巧い人の文章を書き写すのがいいのかもしれない。

ごちそうさまでした。









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