「女はキレイが勝ち」なワケ [現象]

少女と老婆.jpgしばじゅん.jpg

 『結局、女はキレイが勝ち』という本を書いたヒトがいる。
 売れっ子のコメンテイターだか評論家だかナニカだろう。世情の混迷期によく出てくる自己啓発屋かな? 中谷彰宏のレディース版みたいな。私は(首相と違って)勉強不足な人間なので、彼女の素性はよく知らんけど、とにかくTVや雑誌でよく見かける。
 3年くらい前だろうか。私はこのヒトの顔(Visage)を初めてTVで見たとき、とてもびっくりした記憶がある。「すわっ、こんな○○○な顔の人がTVに出ていいの??」という驚きです。ついでに、「この顔、誰かに似てるな~」と思った。しばらくして分かった。有名なだまし絵の「少女と老婆」である。どちらの顔に似ているかは言わないです。言いたい事も言えないこんな世の中じゃ。
 私は『結局、女はキレイが勝ち』という本を読んでいない。だから、著者が自らのVisageをbeauと思っているのかどうかは分からぬ。ただ、こういうタイトルの書籍を刊行するということは、おそらくはbeau visageだと思っている公算が大きい。そうだとすると、このヒトがもてはやされるのも合点がゆく。
 「少女と老婆」というだまし絵。自らを少女であると信じることができれば、少女になる。イワシの頭も信心からである。その信心の深さは人の心を打つ。勇気を与えることができる。勇気をいただきました。元気をもらいました。元気があれば何でもできる。そして結局、勝利するのである。何に?


※イラスト右は「しばじゅん」さんという方のブログから転載させていただきました。山藤章二さんより巧いかも。

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